これから「中学受験」される方へ
今まで、二人の息子の「中学受験」について綴ってまいりましたが、これは、あくまでも、わが家の体験、経験であり、全ての中学受験生や親の方々にあてはまるものではありません。
わが家はたまたま結果上手く行き、こうして語れる結果を得ましたが、誰しもが思いのまま希望通りにいくものでもありません。
忘れてはならないのは、あくまでも、主役は、たった12歳の「こども」であるということ。自分たちの大事な子供が、傷ついたり、苦境に陥ることもありうるのが中学受験です。
精神的にも追い込まれ、様々なことをたくさん犠牲にもします。
それに、耐えさせる価値があるかどうかは、あくまでも「親の選択と責任」です。
多くのことをきちんと考え、向き合えて初めて中学受験という、「しなくてもいい経験」をさせるかどうかを決めるべきです。12歳の子供に、意義のあることか、すべきかなんてわかりませんから。
兄弟受験も何かと大変です。親にはそのつもりは全くなくても、どこかで、どちらかの子供が傷ついていたりする可能性もあります。
わが家も実はそうでした。
周りが長男ばかりをあがめる中で、次男は知らず知らず、コンプレックスを抱き、寂しい思いをしていたのかもしれません。
大学生になった今となっては、次男にとってももはや「どうでもいい過去」なんでしょうが、一瞬でもそういう思いや状況に追い込んだことを親として深く反省もしています。
二人共曲がることなく、生活していることを周りのお友達、環境に感謝しています。
わが家の「中学受験体験」が、皆さまの参考にすこしでもなれば幸いです。
両学校について、ご質問等々あれば、いつでもお答えできます。
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感想いただければ幸いです。
ご拝読、ありがとうございました。
daikichimama1211@yahoo.co.jp
市川まで
みなさまの「中学受験」が成功を納めますよう、お祈り申しあげます。
市川 暁子