あこままの中学受験奮闘記

長男、次男、それぞれが東の御三家、千葉の御三家に入学、今や、それぞれが新社会人、大学2年生に。小学校入学から決めていた中学受験へ向けての親子二人三脚の奮闘記

就活中における次男の中学受験考

現在,就職活動もほんかくてきに解禁になり、次男の就活も佳境に。
内定が決まっていたコンサルティング会社もインターン活動をする中で、不信感を抱き、結局は「内定辞退」に。
この辞退が、プラスにはたらくようにと見守っている。
面接で聞かれる質問の中、または、自分の自己ピーアールのなかで、21年間の人生の中での唯一の挫折を『中学受験』としている。
第一志望校に受からなかった悔しさを挫折としている。
が、それを『全て受け身だった、親や、塾に言われることだけをきちんとこなし、能動的に考えて勉強にとりくまなかったことが失敗の原因』と捉えている。自己分析している。
これには少し驚いた。

ただ、ショックを受け、卑屈になった時期をのりこえ、大人になった彼は、自己分析をして、中学受験の挫折感を就職試験や、今後の人生に生かそうとしている。
挫折を知らぬまま大人になってしまった長男と、挫折を自己分析して、前に進むには何が必要かを考え直した次男、二者二様だけれども、どちらが、今後の人生を勝ち抜いていけるかはわからない。
この点だけをとらえても、次男にとっての「中学受験」は、無駄にはならなかった体験だったと確信している。