あこままの中学受験奮闘記

長男、次男、それぞれが東の御三家、千葉の御三家に入学、今や、それぞれが新社会人、大学2年生に。小学校入学から決めていた中学受験へ向けての親子二人三脚の奮闘記

兄の影響

次男は、お兄ちゃんの影響で、幼稚園の頃から「ゲーム」三昧。ここは、「下の子」と「上の子」の大きな環境の違いだ。長男も小学校以前からゲームは大好き、小学校入学でより「加熱」した。
ゲームがあるから、読書もあまりせず、・・・という状況は、否めない。
現代の小学生は、「外(公園)行ってくる」と言っても「公園」で、「ゲーム」が主流。元気にサッカーボールけったり、なんて、よほどのまれだ。

ただ、我が家は、二人共ゲーム大好きだが、「ゲームをしてはいけません」とか、「ゲームは何時まで」とかの規制をしたことは一度もなかった。意味ないからである。規制したところで、頭の中は「ゲーム」のことばかりで、いくら机に向かわせたところで、集中できず、結局、勉強しても無駄なのである。だから、逆に、思う存分、飽きるまでやらせてしまったほうがいい、と私は思い、ゲームに関してうるさく言ったことは一度もない。結局、「困る」のは自分で、ゲームの「つけ」も自分にまわってくる。思い知った方がいいのである。
だから、「ゲームをどうしたらいいのでしょうか?」と悩むお母さまには、「放っておけばよい」と、話しています。


なんでも「親」が、いろいろ決めてしまうと、「自分」で、「自分のこと」を決められなくなる、と私は思っている。「ゲーム」だって、いろいろ言うから、隠れてやったりする。「ゲーム」のやりすぎでこまるのはあくまでも時分。何か「困ったこと」が起きたら、(例えば成績が著しく落ち込んだりとか・・・)、その時に、「ゲームばっかりやってるとこうなるんだね」と諭せばいいような気がする。それで、十分子供はわかるもの。とにかく、過干渉は、親が勝手に、「子供のため」と言っているだけのような気がする。私は二人の息子に対してこの「スタンス」で関ってきたが、実際に「困ったこと」は、何も起こらなかった。


次男は四谷大塚の「リトルスクール」に楽しく通ってはいたが、「Sクラス」にはあがることなく、3年を迎えようとしていた。この年から、「日能研」が3年生からの授業を開始した。長男がその時点で通っていて、授業料の「兄弟割引」が有効になることもあり、次男は3年から「日能研」へ入塾した。
6年の塾費用は、本当に馬鹿にならず、講習やらを含めると、年間約100万近くかかる。「兄弟割引」は、「上の学年の子」に適用され、正直とてもありがたかった。

次男は、当時6年になる兄が成績の良いことをすでに理解していて、「自慢のお兄ちゃん」だった。その兄と同じ塾に通えることには、何ら問題はなく、すんなり「入塾テスト」にも通り、例の「Rクラス」に認定された。

システムは4年からと全く同じで、週1の授業、週末の「カリテ」、成績順の座席、は全て兄と同じだった。「リトル」で多少行き詰っていた次男にとっては、「環境」を変えてやることが功を奏したようで、「兄と同じ塾」、しかも「兄と同じRクラス」で「やる気満々」のスタートになった。3年生は、「国語」と「算数」の2科目の授業だった。

「兄」と同じ「日能研バッグ」を背負って意気揚々に通塾した。