あこままの中学受験奮闘記

長男、次男、それぞれが東の御三家、千葉の御三家に入学、今や、それぞれが新社会人、大学2年生に。小学校入学から決めていた中学受験へ向けての親子二人三脚の奮闘記

次男の現在、その後

世の中、今年、2020年新年から「新型コロナウイルス」の感染流行で、世界中が都市封鎖=ロックダウンやら、医療崩壊・・・でパンデミックになり、日本ももれなく、「緊急事態宣言」が発令され、「自粛生活」を余儀なくされた。現在、大学3年になった次男も3年になってからは一度も大学には行けず、「オンライン授業」で講義を聴いている。
ただ、今の若者は「楽しみ方」を上手に探すもんで、「オンライン飲み会」や、「オンラインゲーム」で、友人たちとはちゃんと繋がり、外に出られないストレスはたまっても、ちゃんと「家」で楽しんでいる模様。
飲食業のバイトも時間が減り、当然、バイト収入も激減。遊びに出かけないので、あまり使う時間もないのであるが、なかなかの苦しい経済状況である。
「コロナ倒産」も相次ぎ、企業もお給料が減ったり…と、影響は様々。本来は、大学4年になる来年、そして3年の今年も「就活」を始める時期なのであるが、このコロナの影響で、経済界は、相当な不況・・・で、新入社員の採用を来年も再来年も見送る企業も多いという。つまり、「就職難」が予想されるのである。そこで、次男は「大学院」への道を模索し始めた。
もともと、いまどきの「理系」の学生は、大学院に進学するのが大方主流らしく、院で、技術力をつけ、「院卒」という肩書を武器に企業への就職を決めていくらしい。私の兄の息子=甥も、大学院へ進学、昨年春にNTT東日本に技術者部門で就職を果たした。彼も中高大学と私立で進んだので、院は、「奨学金」で・・・。今も返済に追われているようだ。
でも、大学院卒のおかげで希望の就職先に合格できたのも事実なのである。我が家の次男も、大学院進学となれば、父親である夫は大学4年時で「定年」を迎えるので(その先、関連会社等々に再雇用されるはずではあるが、収入は激減する)、次男も「奨学金」で大学院での2年間をすごすことになる。そのつもりでの進学予定であるようだ。
が、現在、次男が在籍する東京理科大は、私立大学で、当然、授業料が高い。入学金も再度発生するし、かなりの額が必要になることは間違いないだろう。よく、ニュースなどでもやっているが、どこかに就職したとして、数年間いやそれ以上、この「奨学金」の返済に自分のお給料をあてがっていくのは大丈夫なんだろうか・・・と心配になってくる。そういう学生はやまのようにいるんだろうけれども、恵まれた生ぬるい環境でずっと育ってきた息子に果たしてそんな生活ができるんだろうか・・・と思ってしまうのである・・・。