あこままの中学受験奮闘記

長男、次男、それぞれが東の御三家、千葉の御三家に入学、今や、それぞれが新社会人、大学2年生に。小学校入学から決めていた中学受験へ向けての親子二人三脚の奮闘記

6年夏休み  「息切れ」

「夏休み」は、午後から講習。午前中は、講習の復習や予習にあて、早めの昼ご飯を食べて、講習にむかった。数週間続くので、夏休み前から「天王山」と分かってはいても、暑い夏の日々、過酷な毎日となる。
初めはよかったものの、段々疲れも出て、後半、「集中力」も欠けてきたりする。合間にある「小テスト(確認テストのようなもの)」の点が低いとモチベーションも下がるし、親としても、頑張らせなければいけないとわかりつつも、学校の他の子たちは、旅行や、キャンプ等で楽しんでいる中、勉強に追われる我が子の姿を見ると、ついかわいそうになってしまうのも事実である。「夏休み」は、現実的にはまだまだ、入試までは時間があるし・・・・
なかなかモチベーションを維持させるのはなかなか至難なのである。


夏の終わり、次男と日能研の担任、新たな校舎長と四者面談をした。
改めての「早稲田第一志望」の「確認」と、「現時点での可能性」、「今後」についての話だった。この時期、まだ、「過去問」には取り組んでいないので、どれだけ、「早稲田」に近づけているかは、「模試」の結果でしか判断できない。なんとなく、ビシッと過ごせぬまま過ごした「夏休み」。たぶん「日特」のあたりから、次男は偏差に追われ、「先」を急ぎ、6年春からの自主勉強で、「息切れ」してしまったんだと思う。
「偏差60、60・・・!!」が相当なプレッシャーになり、気持ち的にも「疲弊」してしまっていたんだと思う。2学期が始まる前の「センター模試」。4科目平均偏差値は、「58」。「60」を切ったことに「一喜一憂」、
本人はズシリと落胆した。「夏休み」で「点を落とした!」ことが、気持ちをネガティブにした。「合格可能性50%」。でも、この時期、これでも、正直、まだまだ「可能性」はあるのだ。長男がそうであったように、秋以降にぐんぐん伸びる可能性だって十二分にあるのである。


普通で言えば、偏差値「58」は、「とても良い成績」なのである・・・。が、一旦、「難関校」のレベルに突入すると、「60」という数字ばかりが頭にこびりついて、「50台」を低く感じてしまう。これは、果たしてどうなんだろうか?
たかだか11歳の子が、偏差値という数字に翻弄されて、苦しむのは正直、親としても辛かった。


しかし、「面談」で、悪い方向の内容は一切言われなかった。「早稲田は、合格園内です。このまま、学習を続けていけば、決して悲観的になる必要は全くないです」「自信を持って、がんばり続けましょう」だった。
担任や、校舎長によれば、「早稲田に必要な問題は、十分解けている。あとは演習量です!」と、指摘された。次男本人も、不安視していたよりもプラスのことを言われたので、再度、「やる気」が、首をもたげた。
夏の終わり、私もまだまだ・・・!と前向きに考えていた。
「なんだか、考えていたより、必死には勉強できませんでした」、と自らの「夏休み」を振り返った。正直、かなり疲れていたと思う。