あこままの中学受験奮闘記

長男、次男、それぞれが東の御三家、千葉の御三家に入学、今や、それぞれが新社会人、大学2年生に。小学校入学から決めていた中学受験へ向けての親子二人三脚の奮闘記

長男の言葉「中学受験、あれは、ほとんどお母さんの力だね」

この春から新社会人になった長男は、現在、研修中で、静岡の浜松にいる。独身寮で一人暮らし(?)を満喫中。生まれてから一度も親元を離れたことがなかったので、親の私の方が「子離れ」できそうにないかとおもっていたが、意外にや、いない生活にもすぐに「慣れ」、お互いに快適に暮らしている。
寮なので、食事も用意されるし、個室で、お風呂もエアコンもついていて、至れり尽くせり。


先週末、三連休に帰ってきた。浜松は「いなか」で、なんにもできない、なんにもない・・という話になり、結婚でもしたら、やっぱり、都内に住んで、子供は「私立」に行かせたいという話になった。
「公立」で、良い成績とって、「国公立大」に進学するのが親孝行だよ・・・と話したら、「中高一貫校」には、それなりの「良さ」があるんだという話になった。
「でも、中学受験は大変だよ。小学校受験はもっと大変だし・・・」と話したら、「中学受験、あれは、ほとんどお母さんの力だね」と言った。


「お母さんがいろいろやってくれなきゃ受かんないよ」。
「いやあ、あなたがものすごく頑張ったんでしょ」
「そうだけど、頑張らせるのは、ほとんど母親の力だから・・・」という会話になった。だから、自分は、中学受験等で、頑張れる女性と結婚したいんだとか・・・。なるほど・・・。
なんだか褒められてる気がして気分が良かった。

わかっててくれたんだね・・・。大人になった今だからわかったのかもしれないけど・・・。
こんな言葉を言われると救われる。苦しいだけの「中学受験」の思い出をこんなふうに思い、言ってくれたなら、母親としては、正直、嬉しくなる。間違っていなかった・・・っておもえたりする。


帰ってきてもほとんど家にはいない。
連休中も、麻布時代の友人たちと酔いつぶれて帰宅した。
一生の仲間。青春時代の本当に大切な友人たち。彼らに出会えただけでも「中学受験」の意味はあったね・・・。「良質な友」に出会えて感謝・・・。